たいどのわるい子猫ちゃん

どうしようもない猫の日記。

映画、コレみたよ。

よく、悩める子羊だとかいいますが、わたしはnekoです。

nekoの道、nekodoです。

 

ひとのうわさに心をよせてしまったり、あたまのなかでは電波妨害に囚われていたり。じゃあ、あえて社内政治の底辺で生きている中村主人的なビジネスライク。安全が落ち着くなら、それがいいだろ、きっとね。それを協調っていうんだっけ。上からの指示にまわりに従順で。そうじゃなくてもさ、そんなまいにちが、コレ観たらぶっとぶよ。

 

「キリング・フィールド」

 

 1975年から1979年のポルポト政権下の実話をもとにした作品。

カンンボジアではその間に300万人の死体がつくられたといわれている。

そのころ日本は、

1975年ーまんが日本昔ばなし 放送開始

1979年ーどらえもん、機動戦士ガンダム 放送開始

幼稚だろう。とはいえなるほどと思った出来事なんだわ。キャンディーズの引退とかはその世代ではないしね。

 

 

無情の世界で生還できるだろうか。互いを疑い、峻別していく。ひたすら殺していく、殺されていく。この世界に驚愕するだろう。

 

恐怖と孤独の世界にいる主人公に心が奪われる。

 

密林を走り、白骨の山を歩き、崖壁を登り、原野に敷かれたキャンプを眺望する主人公の姿。 今自分が抱え込んでしまっている悩みなどどうでもよいと思った。 ありえない世界からありない生還。

 

キリング・フィールドは、殺戮地帯ってイメージ。虐殺の地。

 

この映画の感想。キリング・フィールドは、“生きる”ってことだと思った。しっかりと生きる。

 

マグカップやランチバックにプリントされているセンテンスより、ハートにガツーんてきて、しみていくよ。

 

死ぬまでに観ておきたい映画。観るなら早いほうがいい。そして今と違う世界へ、あたまのなかもカラダも心から今すぐに行動してみたい、そう思える映画だ。